耕作放棄地の再生

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耕作放棄地だった畑を起こしていってます
カヤやヨシ、その他の雑草などでなかなか起こせません
写真の耕耘機はジャンクで購入後
キャブレターを洗い、オイルを交換し、プラグを交換すると見違えるように動いてくれます
ただしめっちゃウルサイです(*´∀`)
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こんな子です(*´∀`)
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この錆び錆び感がたまりません

そして、何度も何度もグルグル耕耘機に頑張ってもらいます
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ある程度起こせました

ここからが人力での畝立て
あ、一応苦土石灰は撒いてます

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ひたすら畝立てします

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やっと完成(*´∀`)
やれば何とかなるもんです
あと1000坪以上所有している耕作放棄
そして、集落の荒廃農地
全て再生を頑張っていきます

あ、ピヨたちは
コケコケ言うようになりました
そちらは次回に(*´∀`)

自給すると言うこと

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家の周りに生えてるアサツキやつくしです
この時期野菜は無くなりますが
代わりに春の恵みの山菜が一面に出てきます

畑の仕事はもっと完全に水が引いてからと教わりましたのでまだ育苗だけしてます

畑の広さは昨年の六倍以上になりましたので
中古の耕耘機を購入しました

ある程度荒れていない畑は一度耕耘機を入れようと思います

完全に耕作放棄されてる畑は自然農を試してみるつもりです

現状の日本の状況では
これからの日本は生産と言うものに光が当たってくると思います
現在の食料輸入国からの輸入についてはあまり影響がないと発表はしているようですが
日本の自然の中での生産
耕作放棄地の再生、地方と都市の接続
独自の生産流通を作ることが急務だと思います

出来るだけ支出を抑えて生産をしておけば
いざというときに食料を分けることさえ可能になります
経済的有事には消費者のお金が無くなる恐れがあります
今もまさに経済的有事です

有事以外は経済活動を行い
有事は食料配給さえ出来る
足腰の強い生産農家を目指そうと思います

人は
食べるもの、住むところ、着るもの
があれば生きていけます

食べるものは自給
住むところは、空き家をいただく
着るものは贅沢しなければ
お金はほとんど掛けずに暮らしは成り立ちます

オーガニックと自然養鶏

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オーガニック
無農薬有機と言う言葉があります

何となく良さそうな雰囲気があります

私は無農薬の中味はまあ、本気の所なら完全に無農薬もあり得るだろうとは思ってます

しかしながら有機の部分の解釈で腑に落ちることがありませんでした
有機の中味を自慢する記載があまりに少ないのが原因です

また、有機肥料として売られている
牛ふん、鶏ふんは発酵済みで売られているものも
臭いんです

例えば森の中の土は色んな有機物が入ってるだろうに全くありません
動物も排泄するのに臭くないんです

なので
臭くない有機肥料と言うものの存在について深く考えるようになりました

有機肥料の元は動物性の場合家畜の排泄物です
排泄物を発酵させて堆肥にします
そこで、排泄物の前段階である
家畜の飼料と飼育環境について学びました
基本的に密集飼育でハイカロリー飼料での飼育で
牛や鶏の本来あるべき姿での飼育はほぼありませんでした

見学に行く鶏舎も牛舎も豚舎も殆どが臭いんです
排泄物の嫌な発酵の臭いです

そんな最中、素晴らしい飼育をしてる山地酪農の斎藤牧場の斎藤さんに出会いました
見学に行かせてもらうと、広大な牧場に牛が放牧してあり
ポツンポツンと排泄物が落ちている
でも臭いがしないんです
顔を近づけてみても臭わない

斎藤さんに聞くと
そりゃあ草ばっかり食べてたら調子も良いし臭わないよ
ホルスタインは多少は濃厚飼料も与えねば乳の出が悪いからおやつ程度には与えるけど
牛は基本的に粗飼料で充分健康だよと

つまり、本来の家畜の生活環境に則して飼育をすれば
家畜の健康も守れ生産物を頂くことも出来
本物の有機肥料も手に入ると知りました

育雛レポート

養鶏についてのレポート

11月22日に松本市の小松種鶏場より
岡崎おうはんの雛を26羽購入
11月21日孵化の一日令

受け入れは電気こたつ保温の育雛箱に籾殻を60ミリ敷き詰め
37℃設定にて育雛

餌はクズ米と糠をまぜたものと水

当初は社会性はなく
弱い雛はドンドン淘汰され
2週間程で14羽まで減少後
淘汰は落ち着く

餌はクズ米を糠と水で混ぜて発酵させた物に牡蠣殻の粉や料理をしたあとの残り(未利用資源)を混ぜてさらに発酵させた物と野菜クズなどの緑餌を与える

★餌の基本は発酵させた物と緑餌で現在まで変わらず

30日頃まで餌箱を設置して餌付け

緑餌は床に直撒きをして
床発酵の材料にしていく

一月目は籾殻が乾いた状況であり糞尿でのアンモニア発酵臭は感じず

30日以降は床発酵を促すため
発酵飼料を床面に直撒きをしていく

★時折床をかき混ぜ発酵状況を確認していく
★籾殻そのまんまの色だった床がだんだん発酵し土色に変化がはじまる

45日頃体のサイズは来た頃の10倍近くになり
育雛箱の蓋に頭が届くようになり
育雛箱の蓋を外して1.5坪ほどの運動場と連結させる

良く食い込み、排泄物が多くなり出す

★この頃から本格的に床発酵をさせていくべく
床に糠を混ぜ込み十分な水分を含ませていく
★床は糠床のような発酵を始め床に撒いた発酵飼料は腐敗することなく発酵土に変わっていく
★鶏ふんは発酵床に分解されアンモニア発酵臭はしない

60日頃
本来保温は切る時期だが、一羽、弱い個体がいるので保温をしている関係で
こたつ回りで雛が寝るため
鶏ふんが堆積することがあった
その際にはアンモニア発酵が起こりアンモニア発酵臭がした

★対処法としては
堆積物を発酵床に混ぜ込み十分な水分を含ませる
これだけでアンモニア発酵臭は消えた

★鶏が一つの場所にとどまらないようにすれば、満遍なく鶏ふんが床に混ざり混みアンモニア発酵臭はしないようにすることは可能

90日頃、
一メートルの柵の上に乗れるほど体が出来上がってくる
食べる量もさらに増えてくるが
発酵飼料をベースに緑餌を大量に与えると
鶏ふん自体のにおいがほとんど無く
堆積によるアンモニア発酵が進まない限りアンモニア発酵による刺激臭は出ないと言う結果が出ている

★より良い床発酵を保つために、常々床土を掘り起こし、発酵のにおいを直接確認し、発酵熱による乾燥が無いかを常々確認をし
必要があれば水を撒き、菌の動きを助ける必要がある

★発酵飼料はクズ米と糠と水と牡蠣殻がベースになって、発酵させるが、日々の食事の余り物等も混ぜ込み発酵させて与えることができるので
生ごみと言うものが発生しなくなる

100日経ちました

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ピヨがやって来てから100日経ちました

そろそろ声変わりの時期のようです

ピヨピヨ声がどんどん低くなっていってます

一メートル程の高さの柵の上にも飛び上がるようになりました

来月雪がとけるころ
鶏舎に移動です(*´∀`)