暮らしって本当は楽しいもの

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私は、都会と小谷村の二重生活をしてるのですが
お金を使わねば成り立たない生活と
最低限のお金で成り立つ暮らし
この二つを同時に経験してます

私は生活をするにはお金がかかり
生きていくにはお金を稼ぎ続けなければならない
そのように信じてました

実際私は都会で住宅ローンのために高齢になるまで払い続ける
そのような生活をしてます

お金を稼ぎ消費をし続ける
こんな生活です

歯車が回ってる内は平穏な生活が送れますが
少し歯車が狂うとドンドン苦しくなります

日本は美しい国で本来的に豊かな国です
お金ばかりに目をとられるより
足下を見れば本当に豊かな大地があります

私は山間の集落にて
生活をしてますが

家も土地も生涯かけて金を払い続ける
と言うような生活はしてません
家も土地も託して頂いた物であり

家も土地も繋いで守って行くもの
そのように考えるようになりました

お金の為だけに働くから
暮らしの為に働く
このように考えた時ものすごく楽になりました

生きていくには
暮らしがあれば本当に楽しいんです(*´∀`)

なんでもやってみると何とかなるもんです

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鶏に必要なカルシウムとして牡蠣殻を頂いてきて
手作業で粉砕してます
粉砕機があれば楽に出来ますが
手間さえかければ充分粉砕できます
この牡蠣殻を自家製飼料に配合してます

この辺りでは有り難いことに飼料に使えるクズ米や
糠が格安で手に入りますので
秋に取れた芋がらのサイレージや野草のサイレージ
充分に大きくならなかった野菜などと共に
鶏に与える事が出来てます

飼料は基本的に糠とクズ米をベースに
牡蠣殻、クズ干し芋、等を入れて発酵させてから与えるのと
緑餌、クズ野菜や野草等を中心に与えてます


それと、今取り組んでるのがこちら
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発酵床の調整です
ヒヨコはドンドン大きくなります
当然、ご飯を多く食べドンドン排泄をします
そして、鶏は発酵物が大好きなようです
鶏の排泄物を分解してもらいながら、草や木を分解してもらいながら、発酵熱を出してもらって床暖房をしてもらいながら、虫や微生物を育ててもらいながら、鶏のエサにもなる
素晴らしい仕組みが発酵床です

ここで撒いてるのは
籾殻、糠、ワラ、栗の葉っぱとイガ、その辺の草、いっぱい生えてる茅など
山のように入れて水をぶっかけて鍬で混ぜてます
少しずつ良くなってる気がします
気温は氷点下ですが
中の方は少しずつ発酵熱を帯びてきてます

たった一月で大きく育ちます

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生後一月でビックリするほど大きく育ちます
そして、生存競争の激しさ
まだまだ我々が未熟者ゆえの事かも知れませんが
弱い子たちがかなり淘汰されていきました
ここは雪国ですので、コタツは低温ですがまだ入れてます
本来ならば保温は切っていくところなのかも知れませんが
我々が怖がってると言うところです

鶏舎の完成がまだでしたので
鶏舎での発酵床も制作途中です
ピヨは育雛室で育ってます

より小谷村の気候に寄り添うような鶏に育って貰うためには、自然淘汰を繰り返し
累代を重ねて行かねばならないのでしょう

一つ一つ勉強しながら積み上げていきます

鶏舎を作ってます7

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梁をのせたらその上に足場を組みます
流石に足場が無いと屋根を作るのは危険です
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梁の上に柱を建てて、屋根を支える下地を組んでいきます
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雪が落ちるようにかなり角度をつけた屋根になってます
この辺りまでなら一人でも頑張ればできます(*´∀`)

鶏舎を作ってます6

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頭を繋いで梁を入れました
形としては出来ましたが
縦方向の力には対抗しますが
横からの力には全く対抗しません

ですから筋交いを入れます
有りもので作った筋交いですから細い物です
しかし、横方向の強度を得るのには充分です

これだけで横揺れは全くしなくなります
これで壁は完成です